適応障害なってからの私*精神病者との離婚で分かったこと
適応障害と診断された私は、すごくショックを受けたのと同時に、職場に迷惑が掛かると思い悩みました。
心療内科の先生から、休職するかどうするか聞かれました。
立場上それは出来ないし、1度休職するともう戻れなくなると思い、休職はしたくないと告げました。
診断書をもらい、まずは上司に相談するよう言われました。
病院に付き添ってくれた元旦那にその旨を伝えると、黙って話を聞いていました。
本当は温かい言葉が欲しかったし、抱き締めて欲しかったけど、うつ病の元旦那の気持ちを考えると素直に甘えることが出来ませんでした。
そして翌朝、入社時からお世話になっていた上司に電話をし、適応障害になった旨を伝えたんです。
すると、何とその上司も昔適応障害になった事があるとのこと。
そこから何を話したか覚えていません…。仕事量と勤務時間を減らしてもらい、病院へ通いながら毎日休まず出勤しました。
けれど逆に皆んなに迷惑を掛けてしまったことや、今までやっていた店頭での作業や書類などの業務から外されたことがとても情けなく、逆に出勤する事が辛くなっていきました。
ただ他のスタッフが皆んな優しく、気を遣わないように普通に接してくれていたので、そこが唯一の救いでした。
ソラナックスという不安を柔らげる薬を処方され、日々何とか出勤するのが精一杯でした。
ただ休日は普通にいつも通り過ごせていたので、1人でいると治らないと思い、友人や知人となるべく会い、話を聞いてもらっていました。
そのうち、心に少しずつ余裕が出て来たんです。
それまで1人で0時まで残業する事も多く、何の為に働いているのか見失ったり、ずっと1人だと思っていましたが、そうじゃなかったんだなと思い、周りに感謝出来るようになっていきました。
3ヶ月経った位から、薬を減らす事が出来て、店頭でも笑えるようになっていったんです。